2013/6/13-25
HaneHon Freedom Euro Touring
Munchen ~ Barcelona Total 13日
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6月23日
今日は7・8・9
2階建バスで市内観光です。
朝はゆっくり起きてレストランへ行くと、皆さんもお疲れの様子でゆっくりです。
朝食を済ませレストランを見回すと、屋外にしっとりしたスペースがあり、残念!
明日は外で食べよ~と!
支度をして全員でカタロニヤ広場のバス乗り場に向かい、チケットを買います。
残念な事に、グループチケットは無し。
Munchenはあったのに~!
でもイヤホーン付きで日本語でも聞けたので、便利!
2階に陣取ってイヤホーンで解説聞いて、ガウディ-のアパート群の前を通過し
いよいよ、最大の人気スポット!サグラダファミリヤに到着。
しかし、凄い人波で見学は諦め、またバスに乗って観光開始。
サグラダファミリヤの工事は、急ピッチで進んでいる様に見えます。
バスはティビダボと呼ばれる北側の山に向かい、ガウディー設計のグエル公園を通過し
更に上へ行くと高級住宅街でしょう。
静かで落ち着いた街があり、派手ではありませんが素晴らしい観光地を通過。
今やバルセロナ最大の観光目玉である、カンプ・ノウ、FC Barcelonaの本拠地・スタジアムがあり
試合がない時でも凄い人波が来場し、選手の更衣室からクラブハウスを見て回れるそうです。
そしてメッシでしょう!
ユニフォーム等のグッズが飛ぶように売れております。
◆ 財布盗難
我々もここを見ようとバスを降りゲートを入ったところで、ズボンのポケットに触ると、ない!
財布が無いのです。
余りの見事さにただ驚くばかりです。
目黒のMさんにスマホを借り、自宅に連絡。
家内にカードの処理を頼み、孫にメッシのユニフォームは諦めろ!と伝言。
あっけにとられるとはこんな状況でしょう。
何たる事か!
スリはバスの隣の席に座っていた中年男でしょう。
皆と一緒に居ても気を使わせるだけですから、無駄とは知りながらも警察の場所を聞き
一人で歩き始めました。
油断ですね。
ツーリングが終わった安堵で緊張が緩んでいました。
しかし、スペイン人の時間感覚のいい加減な事。
幾ら歩いてもありません。
休日の住宅街は静かです。
45分位歩いて、やっと見つけました。
フロントで話すと、日本語で印刷した申告書が出されました。
いやはやドジは俺だけではないと慰めて書き始めると、カナダから来たと云う若者が来て
警官との話を聞くと同類!
二人で話しなしながら、書いてもしょうもない様な事を沢山書き込んでいると
初老の夫婦が入って来ました。
彼らも被害者です。
何という事だ!
警察署の警備はすごく厳重で立派だし、警官も立派な体格でイケメンだし
婦警さんも美人で、署内でも黒光りする拳銃ぶら下げ
治安はしっかり守られている印象なんだけどな~!!
ディアゴナル通りのバス停まで行き、観光バスに乗ってホテルに戻ると
マンフレッドさんがMunchenから9台分のキーを持って到着したところでした。
タフな男だ!
皆のスーツケースをホテルに運び込み、バンにバイクの積込みの手助けしていると
仲間が何人か戻って来ました。
これから地下駐車場に行ってバイクをカタロニヤ広場に運び、キーの無かった一台を
ハンドルロックをしたまま運び上げなければなりません。
5人の助っ人を頼み現場へ行くと、幸いにもバイクは10台無事です。
問題は最後の一台です。
これを5人がかりで尺取虫の様に動かしながら、地下一階から広場まで
100m近く引き摺り上げるのです。
日本流のセ~ノ!セ~ノ!の掛け声を地下駐車場に響かせ、R1200RTを引き摺り上げましたが
最後はハンドルロックをしてハンドルが切れている重量級のRTを
トレーラーにスロープで引き揚げる作業が残ってます。
前輪のホイールにベルトを掛け、息の合ったゼネコン先輩後輩のスーパー爺・SさんとM2さんが
前から引っ張り上げる。
そのタイミングに合わせてご隠居、目黒のMさん、私が押し上げ
マンフレッドさんが長身を利してバイクを立てる。
このチームワークとセーノ!が、日本の銀座4丁目の様なカタロニヤ広場で行われ
見事にトレーラーに引き上げました!
バンザ~イ!ヤッタ~!
ここで我々は、この旅最後のディナーの準備の為に、マンフレッドさんに挨拶しホテルに戻りました。
◆レストランでバック盗難
汗を流し、着替えをし、ロビーに集合。
これからプチカリさんが予約してくれたバルセロナ最古のレストラン ー7 PORTESー へ
ランブラー通りを下って歩いて行きます。
サン・ジョアンの祭りで通りは凄い人出で賑わい、グループで歩くのが困難です。
コロン広場から海沿いに行くと、百数十年の歴史ある石造りの大きな建物で
クラシックな雰囲気が落ち着きます。
今日は、道路沿いのスペースを利用した特設の生演奏ステージのあるテーブル席を予約して貰い
最後の晩を楽しく過ごします。
料理は良し、ワインも良し、外を通るお祭りの行列が覗いて声を掛けて行きます。
陽気で歌好きのパキータさんが来て、昔と同様に一緒に歌を口ずさんで楽しみ
最後にプチカリさんが挨拶し、シャンシャンとパーティーが終了した瞬間!
T社長が「バックが無い!」と叫びます。
ナンテコッタ!レストランの中でかよ!
良く見ると、ここは特設で長い廊下の一部を区切ってあり
使ってない廊下の隅にホームレスが一人座っておりました。
本日2度目の警察行です。
プチカリさん、T社長、私の3人で繁華街の近くの警察署に行き、プチカリさんが話をしたら
スペイン語の申告書を渡され記入を始めます。
パキスタンの女学生グループ、高齢のおばあさんグループ、同じように続々と入って来ます。
何なんだ?信じられますか?
プチカリさんが恥じ入っていたので、私の件は彼には内緒にしました。
◆タブレット強奪
ホテルに戻ってシャワーを浴び、ベットに入って疲れた頭で映画の様な今日を考えていると
入口で音がするので出てみると誰も居ません。
またベットに戻っているとドアが開いて同室のM1さんが戻って来ましたが、これがまた大変です!
酔っぱらっているらしく、半狂乱で何を言っているのか解らないのですが
何時も首から下げている白いタブレットが無く、紐だけ見せているので多分盗まれたのでしょう。
風呂に入って寝なよと言うと、風呂に入り何時までもバカッタレ~を連呼しておりました。
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