2013/6/13-25
HaneHon Freedom Euro Touring
Munchen ~ Barcelona Total 13日

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6月22日

今日はツーリングの最終日で、Barcelonaに向かいます。
朝の散歩は疲れるのでなし。
レストランで朝食を摂り、バイクの準備完了。
スタートです。

ハイデンライヒさんのK100RSも、15万キロ走っても絶好調の音をさせて走ります。
坂を下り踏切を渡りメインストリートに出てBarcelonaに一直線ですが
ピーターさんにMontserratに立寄ってもらいました。

ここはカタロニヤ地方の守り神の様な特殊な形をした山で、修道院があり
カタロニヤでは女性にMontserratという名を附け
私の友人アントニオ・ガルシアの奥さんはモンセさんと呼ばれております。
日本の富士山と良く似てますね。

ハイデンライヒさんはこの先の分岐でお別れです。
25年前の白馬のジャンボリーのユニフォームのポロシャツに着替え
K100RSは元気に走り去っていきました。
友遠方より来るあり、また楽しからずや!
次回は何時会えますかね?

スペインは道路が格段に整備され良くなっております。
モーターウエイが縦横に走り、一般道も拡幅され舗装も良くなって見違えるようです。
当然ですね。
最後に来たのは10年以上前ですから、当たり前です。

ディアゴナール通を通って中心部に入り、右折して海に向かい
コロン通りを右折してコロン広場も右折し、ランブラ通りをカタロニア広場に向かって
渋滞の狭い車道をゆっくり進むと、ホテルに到着。

駐車場のない古いホテルでは、まず荷物をおろし、ロビーにまとめてIさんの奥さんに監視を依頼して
全員で近くのカタロニヤ 広場の地下駐車場に行き駐車させます。
ピーターさんにキーを渡してホテルへ戻りチェックイン。
暑く、サン・ジョアンの祭りで最も混み合う場所で、素早く実施し、次に進もうとしている矢先
ピーターさんが血相変えて飛び込んで来ました。

この旅行の最大のサスペンスの始まりです! 

◆バイクのキー10台分盗難事件 
彼の説明では鍵をバックに入れ、床に置いて自分のバイクから荷物を出し確認し
キーのバックを見るとナイ!ヤラレタノデス!!
すぐBarcelonaに向かって、ピックアップに走っているボスに連絡し、相談。
ボスのマンフレッドさんは、ミュンヘンにキーを取りに戻る事に決定。
早速、逆に走り始めます。
我々もピーターさんと一緒に、再度、地下駐車場に行き探しますがキーはナシ!
盗まれたキーを使って持っていかれない様にバイクを集合させ
ハンドルロックを忘れたM1さん使用のGSを真ん中に入れ、複雑に纏めます。
時間がないので警察に申告せず、ホテルに戻ると、ピーターさんは夕方の飛行機で
Munchenへ戻り、我々は次の準備です。

しかし、戻ったバンの中には我々のスーツケースが入っており、Barcelonaで着るモノが無いのです!
私はドジにもMunchenで勘違いしツーリング中に使うジーンズとスニーカーを入れてしまい
今履くモノが無く、早速買い物に出なくてはなりません。

バイクブーツとバイクウエアのまま、カタロニヤ広場に面するデパート・エル.コルテ.イングレスへ行き
一番安いパンツ、シャツ、スニーカーを購入し、ホテルでさっぱりしディナーに行く準備を完了。 
ロビーに集合し、若い美人ドライバーのタクシーで中華料理屋さんに行きます。

旧友のプチカリさん、パキータさんが来てくれ10年ぶり位の再会。
お互いに歳を取っていますが気持ちは変わらず、楽しく話しました。
しかし残念な事に、大事な料理は全くダメ!
おまけに若い中国人の女性マネージャーが、米国仕込みの早口英語で反論するし
スタッフに笑顔がないし、最悪!

帰り道、路上のカフェで閉店まで楽しく飲んで話して
ツーリングが無事に終了した解放感に浸ることが出来ました。

歩いて戻るとサン・ジョアンの祭りで、ランブラー通りはまだ若者の天国です。
老人は直にパタンキュウ。

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